ストーブの日

11月も残りわずか、最近は函館もめっきり寒くなりました。

今日は、箱館高田屋嘉兵衛資料館で「第23回ストーブの日」の記念行事が開催されました。昭和63年に国産第1号のストーブが復元されたことを記念して毎年11月25日を「ストーブの日」と定め、貴重な遺産の伝承を目的に毎年開催されています。

日本初のストーブは、安政3年(1856)、箱館の鋳物師・目黒源吉が鋳造に関わり、同年11月25日に火入れが行われたそうです。当時、ストーブは先進国から学んだ技術の最先端であり、国土の保全活動にとっても待望の必需品でした。

記念行事では、火入式の他、かわいらしい幼稚園児の皆さんによる火打石の体験なども行われました。私たちの生活は、先人の恩恵によって成り立っていることを実感します。(※写真左側に写っているのが、復元された日本初のストーブ)




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