木古内町観光協会・学習会にて講演
4月9日(火)18:00~19:15、木古内町商工会2階で開催された木古内町観光協会の学習会にて『坂本龍馬と北海道』のテーマで講演させていただき、龍馬と北海道の深いつながりや、龍馬の意志を継いで北海道に渡った坂本家ご子孫の系譜などについて、約30名の会員の方々を対象にお話させていただきました。
龍馬が目指した蝦夷地開拓の夢、そして「日本のせんたく」を成し遂げた龍馬の高き志や実行力が、多くの会員さんの心に響いたようです。楽しく、かつ熱く語らせていただくにつれ、いつものように龍馬が私にのり移ってくるのを実感しておりました。
2015年の北海道新幹線「木古内駅」開業を控え、観光協会の方々の熱気がヒシヒシと伝わってきました。蝦夷地開拓を目指した龍馬に続き、木古内町、道南エリア、そして北海道の更なる発展を目指し、龍馬精神で共に邁進していきましょう!!
木古内町観光協会の皆様、本当にありがとうございました。
〇木古内町サラキ岬沖合には、幕末に活躍した咸臨丸が眠るといわれ、岬からは、津軽海峡や函館山を一望することができます。
「咸臨丸とサラキ岬に夢見る会」有志によるチューリップ花壇や咸臨丸モニュメントなどの整備も行われ、木古内町の観光スポットのひとつとなっています。
咸臨丸は、万延元年(1860)、勝海舟やジョン万次郎、福沢諭吉などの遣米使節団一行を乗せ、幕府の船として初めて太平洋を往復したことからその名が知られています。幕府の練習艦として用いられた後、戊辰戦争に参加するものの、軍艦としての機能は他艦に劣り、やがて新政府軍によって拿捕されます。明治政府に接収された後、開拓使の輸送船として活躍しますが、明治4年(1871)9月19日、暴風雨のためサラキ岬沖で遭難、沈没しました。当館にも咸臨丸の精密模型が展示されています。
http://www.town.kikonai.hokkaido.jp/kankoujouhou/kankousupot/sarakimisaki.htm