山上大神宮例大祭

昨日(7月16日)は山上大神宮(やまのうえだいじんぐう)の例大祭本祭が斎行されました。山上大神宮は、かつて龍馬が命を救った再従兄弟(またいとこ)の澤辺琢磨が宮司をつとめた由緒ある神社で、蝦夷地の龍馬像除幕式の際にも神事を斎行していただきました。

現在放映されている大河ドラマ『八重の桜』の主人公・山本八重の再婚相手である新島襄が、函館からアメリカへ密航を図った際に手助けした人物の一人が澤辺琢磨で、襄と八重は後年二人で函館を訪れています。

山上大神宮では今も琢磨の刀を所蔵しており、現宮司・澤辺益美氏のご厚意によって、記念館オープンから約一年間借用・展示させていただきました。

本祭では、神事の後に「松前神楽」が奉納されました(写真)。このお神楽の歴史は古く、蝦夷地における神道振興の一翼を担ったもので、昭和33年4月、北海道第1号無形文化財に指定されています。

軽快なお囃子に乗って、美しく優雅な神楽舞や獅子舞が披露されました。このお神楽を見ていると、日本人として生まれてきたことに喜びを感じます。d(^o^)

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