「箱館戦争・旧幕府軍追悼記念行事」(6月25日)
函館は、北海道で唯一、幕末の歴史が残る土地です。また、今年は明治二年(1869)に終わった箱館戦争の戦没者の百五十回忌を迎えます。
この記念行事を主催する函館碧血会は、北の大地で義に殉じた旧幕府軍犠牲者の慰霊を碧血碑の碑前において毎年絶やすことなく続けてこられました。
今年は百五十回忌という節目に当たることから、碧血碑・碑前慰霊祭と共に、様々な記念行事が開催されました。当館館長も6月25日(月)に開催された「箱館戦争・追悼百五十回忌大法要」(一乗山實行寺)及び追悼百五十回忌記念集会(五島軒本店)に参詣・出席させていただきました。
記念集会では、旧幕府軍戦没者のご子孫の方々によるトークショーや、講釈師・荒唐無稽氏による講談「箱館義士伝」なども執り行われ、150年の時空を超え、幕末の函館の歴史と共に、義に殉じた志士たちの篤い志を体感する貴重な機会となりました。
主催者である函館碧血会の皆様、そしてお世話になった関係各位に心より御礼を申し上げます。