2018 年 9 月 15 日
9月6日(木)未明に発生した北海道胆振東部地震に際しましては、多くの皆様がご心配くださり、安否確認やお見舞いのご連絡をいただきました。皆様からいただいた温かい言葉の一つ一つが、私共にとって何にも勝る励みになりました。本当に有難うございました。
地震発生直後から北海道全域が停電に見舞われておりましたが、お陰様で北海道坂本龍馬記念館は9月7日(金)の夜に電気が復旧し、9月8日(土)より通常営業を再開することができました。また、職員も全員元気に仕事に復帰しております。
地震発生後は、停電により函館市内の信号機が消え、当館前の十字街交差点では常に警察官の方々が交通整理に当たってくださっていました。また、救急車や消防車も頻繁に出動していました。日頃の安全・安心は決して当たり前のものではないこと、そして多くの方々によって支えられていることを身に染みて感じました。
今般の地震で犠牲になられた方々に心よりお悔やみ申し上げると共に、先般の豪雨や台風被害を含む多くの被災者の方々、そして未だ救助活動や復旧活動に向き合っておられる方々に心よりお見舞いを申し上げます。そして、お世話になった皆様に心より御礼を申し上げます。
館長 三輪貞治
※写真は北海道胆振東部地震直後の函館(2018年9月6日未明)
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2018 年 8 月 18 日
いよいよあと一週間に迫った函館出身のロックバンド・GLAYの函館公演。8月25(土)・26(日)の両日、緑の島において、5万人動員の野外ライブが開催されます。
十字街やベイエリアなど、当館周辺では特製フラッグが掲げられ、ライブに向けた歓迎ムードが盛り上がっています。もちろん、当館もミニ・フラッグで応援。両日共、良い天気になりますように。
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2018 年 8 月 13 日
全国学力テストの結果が発表され、今年も秋田県が一位だったという。その理由として、子どもたちの「生活習慣」が挙げられている。早寝早起きでしっかりと朝食を取り、毎日1~2時間の家庭学習を行なっているのだという。ちなみに、学習塾に通っている子はほとんどいないらしい。
学校の先生たちの教育方針にも特徴があるそうで、常に子どもたちと向き合い、問いかけ、そして子どもたちが自分自身で考えることを大切にしているという。子どもたちの「自主性」が芽生えることで家庭学習も自主的に取り組むようになり、学力向上に繋がっているわけである。
親と子ども、そして先生と子どもの関係も良好だそうで、地域全体が子どもたちを見守っている様子が伝わってくる。
ちなみに、私が勤務している博物館にも修学旅行で秋田県の小学生が訪れるが、彼らは単に見学するだけでなく、自分たちの郷土を紹介する手作りのパンフレットを予め作って持参し、自分の街で生産された名産のお米などと一緒に職員に手渡してくれる。その際には、きちんと挨拶をし、郷土の歴史や特産品の説明も行う。その姿が何とも清々しくて愛おしい。
上記学力テストの記事を読んだ時、さもありなんと思った。「自主性」が学びの原点であり、モチベーションに繋がるということ。そして、親や教師をはじめとする地域の人々が、子どもたちとしっかりと向き合うことが重要であることを私は仕事を通じて実感している。
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