北海道坂本龍馬記念館 館長ブログ


北海道坂本龍馬記念館からお知らせや、行事報告などをこちらでは投稿しております。

豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号内覧会(7月29日)

2018 年 7 月 30 日

今日は、プリンセス・クルーズジャパンオフィスの船木さんにお招きいただき、函館遺愛高校の生徒さん(12月に実施される研修クルーズの下見)と共に、函館港町埠頭に寄港中の豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号の内覧会に参加させていただきました。

迷子になりそうな程広い船内(何と18階!)には、ラウンジ、バー、プール、シアター、フィットネス、カジノなど、数えきれないほどの施設が満載、船から見える景色も最高でした。ちなみに、今回のクルーズも満室だそうです。

そして、この船を建造したのは三菱重工長崎造船所。坂本龍馬の活動拠点だった長崎で、海援隊が前身と言われる三菱の技術によって生まれたすばらしい客船です。龍馬さんとの深いご縁を感じます。お世話になった船木さん、鶴岡さん、本当にありがとうございました。












山上大神宮例大祭本祭(7月16日)

2018 年 7 月 17 日

海の日にあたる7月16日、かつて龍馬の縁戚・澤辺琢磨が宮司を務めた、函館・山上大神宮の例大祭本祭が厳かに催行され、神事の後は、華やかで楽しい国の重要無形民俗文化財「松前神楽」が奉納されました。

松前神楽の演目の一つである獅子舞には天狗も登場。子供たちをからかいながら、無病息災を祈って獅子に頭を噛んでもらうよう促します。そして、頭を噛んでもらった子供たちは、ご褒美にお下がりのお菓子をもらいます。

獅子が怖くて大泣きする子もいれば、お菓子をもらって上機嫌の子もいます。子供たちの泣き声や笑い声がこだまする、とても幸せなひとときでした。

こういった伝統行事や伝統文化は末永く後世に伝えていきたいものですね。


北海道函館西高等学校「地元企業研究」(6月26日)

2018 年 6 月 28 日

6月26日(火)北海道函館西高等学校2年生の生徒さん3名が、総合的な学習の時間「地元企業研究」として、当館を訪れました。

この取り組みは、次の目的で実施されています。
①地元企業について深く研究し、函館の現状や課題についての関心を高める。
②多種多様な職業について研究し、職業についての関心を高め、「働くことの意義」「人生設計」「考え方」「将来の生き方・在り方」について探求する。
③異年齢の方との交流を通じて、進路探求の行動力を身につける。

自己紹介の後、「博物館」「学芸員」「NPO法人」「業務内容」について説明し、その後、●仕事のやりがい、●現在の函館について感じていること、●記念館の目標と接客における課題、●お客様に知ってもらいたいこと、●地域をより良くするために必要だと思うこと等についての質疑応答を行いました。

後半は、展示室を見学しながら、●北海道と龍馬のつながりについて、●幕末の歴史背景、●龍馬の志や功績等についての解説を行いました。

参加した生徒さんは、既に将来の目標を持ち、とてもしっかりした生徒さんばかり。終了後の感想発表では次のように話してくださいました。●坂本龍馬のパワーを感じ、龍馬のことを知らない人に伝えたいと思った、●龍馬が手紙に書いた “日本のせんたく” の意味がよくわかった。そして、龍馬が北海道を目指していたことを嬉しく感じた、●龍馬のことを知ることができ、とても身になった、etc.

自分の目標に向かい、ぜひ龍馬のように世の為人の為に活躍する社会人を目指して頑張ってくださいね!!