第9回全国幕末維新人物イラストコンテスト 表彰セレモニー

 平成29年8月27日(日)午前10時より、NPO法人北海道坂本龍馬記念館実行委員会主催「第9回全国幕末維新人物イラストコンテスト」表彰セレモニーが執り行われました。今年も好天に恵まれ、会場の函館龍馬公園には約100人の市民や観光客で賑わい、前半の表彰式に続き、後半は函館市立潮見中学校吹奏楽部による爽やかな吹奏楽演奏の記念ステージが披露されました。
 当コンテストは、坂本龍馬をはじめとする幕末維新の志士たちの高き志や行動力、龍馬と北海道の深い絆を全国の人々に知ってもらうと共に、子供たちの情操を高め、美術やデザインを学んでいる人々の創作活動や生涯学習に寄与することを目的に開催しています。
 9回目となる今回は、北海道内はもとより、鹿児島県、高知県、愛知県、岐阜県、神奈川県、東京都、千葉県、岩手県、青森県などから、一般の部(高校生以上):40点、少年の部(中学生以下):119点、合計159点の応募作品が寄せられ、その中から一次審査で53点が入選、更に入選作品の中から二次審査で選ばれた13点が入賞の栄冠に輝きました。 ここでは、盛大に挙行された表彰セレモニーの様子をご紹介します。

●いつも当館主催行事の司会進行を担当してくださっている川越栄子さん。爽やかな笑顔と美しい声は記念セレモニーの雰囲気にぴったり。今回は新たに受賞者へのインタビューを担当してくださいました。

●主催者を代表し、郷士坂本家十代・坂本匡弘よりご挨拶。「今年は龍馬没後150年という節目の年。龍馬が目指したここ北海道の地で、未来を担う人々を応援するこのコンテストが9回目を迎えることができたのは、多くの皆様のご協力のお陰です」

●審査委員長・宮本洋氏による審査講評。「龍馬没後150年にあたる今年は、その影響もあってか、少年の部は情熱に満ちた力作が多く、一般の部はストーリー性に溢れた優れた作品が数多く寄せられました」

●函館市立潮見中学校吹奏楽部の皆さんによるファンファーレ。いよいよ受賞者の発表です!!

●審査員特別賞を受賞された伊藤ひとみさん(北海道石狩市)。

●審査員特別賞を受賞された川原悠太さん(北海道北斗市立浜分中学校1年生)。

●函館新聞社賞を受賞された伊東李樹さん(青森県弘前市立岩木小学校6年生)。

●毎日新聞社賞を受賞された佐々木賢哉さん(北海道函館市)。

●読売新聞社賞を受賞された岩瀬小夜さん(北海道函館市立函館高等学校2年生)。

●函館市教育委員会賞(少年の部・優秀賞)を受賞された佐々木彩奈さん(北海道函館市立桔梗小学校4年生)。

●北海道教育委員会教育長賞(少年の部・最優秀賞)を受賞された萩原悠太さん(北海道函館市立中島小学校4年生)。

●北海道知事賞(一般の部・最優秀賞)を受賞された伊藤ひとみさん(北海道石狩市)。※伊藤さんは審査員特別賞とのダブル受賞です。

●受賞者の皆さんへの突撃インタビュータイム。受賞の感想や、描いた人物を選んだ理由について語っていただきました。

●函館市教育委員会生涯学習部次長・鶴喰誠様よりご祝辞をいただきました。「幕末維新の歴史を持つ函館の地において、このコンテストが開催されますことは、大変意義深いことです」

●函館新聞社取締役編集局長・久佳也様よりご祝辞をいただきました。「幕末維新の偉人のことを詳しく調べ、イメージを膨らませながら描くことは、とても価値があり、人生を豊かにしてくれると思います」

●後半は、函館市立潮見中学校吹奏楽部24名の皆さんによるすばらしい記念演奏が披露されました。来年4月からは近隣の三中学校が統合して校名が「青柳中学校」と変わるため、今年度の活動スローガンは「SHIOMI CLIMAX STAGE〜潮見集大成の演奏に想いを込めて」とし、潮見という名前の集大成のステージ1回1回に、これまで以上に想いを込めながら活動されているとのことです。7月に開催された吹奏楽地区コンクールでは金賞を受賞。また、函館地区代表として北海道コンクール出場の推薦も受けました。“いつも支えてくださる地域の皆様のお陰であると深く感謝いたします”とのメッセージを寄せてくださいました。

●蝦夷地の龍馬像と共に、ご来賓・受賞者・出演者の皆さんで記念撮影。受賞者の皆さん、本当におめでとうございます!そして、すばらしい作品をお寄せいただいた全国の皆様、本当にありがとうございました。来年も多くの皆様のご応募を心よりお待ちしております!!


《入選・入賞作品展示会》

●今年も金森商船株式会社様のご協力をいただき、「金森赤レンガ倉庫・洋物館ギャラリー」にて、8月28日(火)〜9月18日(月)9:30〜19:00の日程で入賞・入選作品特別展を開催しました。金森赤レンガ倉庫は記念館から徒歩約3分。館内には様々なショップが立ち並び、ショッピングやお食事が楽しめる函館の超人気観光スポットです。地元市民の方々はもちろん、全国から訪れた多くの観光客や修学旅行生の皆さんが力作の数々に見入っていました。



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